
徳島県上板町に位置する民宿寿食堂は、昭和48年にうどん屋として産声を上げました。
その2年後の昭和50年、お遍路さんをはじめとする旅の皆さまに、
よりゆっくりと羽を休めていただきたいという想いから、宿泊施設としての歩みを開始いたしました。
当宿が何よりも大切にしているのは、お一人おひとりの旅路に寄り添う、家族のような細やかなおもてなしです。
看板メニューである「御所のたらいうどん」には、代々受け継がれてきた物語があります。
かつて製麺所を営んでいた店主の曽祖父(ひいじいちゃん)が、「長旅を続けるお遍路さんに、少しでも栄養を摂って元気になってほしい」という一心で、麺に卵を練り込む独自の製法を編み出しました。
ツルリとした喉越しと、卵の優しい風味が広がる伝統の味を、ぜひご賞味ください。


寿食堂では、民宿ならではの「同じ釜の飯を食う」体験を大切にしています。夕食時には、長年通ってくださるリピーターの常連さまと、初めて訪れるお客さまが自然と同じ食卓を囲み、旅の思い出や情報交換で会話に花が咲くこともしばしば。
自家製の米や野菜をふんだんに使った手料理を囲めば、いつの間にか緊張も解け、まるで田舎の実家に帰ってきたような安心感に包まれます。
お遍路の道標として、そして旅人の憩いの場として、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
すべての札所のご本尊のお砂を踏みしめながら、
旅の無事と心の安らぎを願う特別なひととき。
民宿寿食堂では、お遍路さんが一歩でも多くの札所とご縁を結べるよう、四国八十八箇所すべての「お砂(ご本尊の御影を奉納した砂)」を配した「お砂踏み」の空間をご用意しています。
畳の上に敷かれた紫の座布団の下には、すべての札所の「お砂」が納められています。
その上に静かに足を運べば、八十八箇所すべてを巡拝したのと同じご利益があると伝えられています。
長旅の疲れを癒しながら、心を整える時間。
これは、ただの宿では味わえない、寿食堂ならではのやさしさです。
| 施設名 | 民宿寿食堂 |
|---|---|
| 所在地 | 〒771-1302 徳島板野郡上板町七條字大道13-1 |
| TEL | 088-694-2024 |
| FAX | 088-694-2024 |